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Tangenic 2018 終了

  • 執筆者の写真: Shiori SHIMOMURA
    Shiori SHIMOMURA
  • 2018年11月30日
  • 読了時間: 2分

ご報告が遅くなりましたが、11月3日と4日の展示会「Tangenic 2018」が終了しました。

数多くイベントの多い時期と重なっていたようですが、ご来場いただいた方々に感謝申し上げます。

今年は、ストレッチベロアのウェアもご提案したため、昨年よりもシックな空間となり、

展示したサンプルのお買い上げとともに、ベロアワンピースへのお問い合わせもいただきました。

今までは、どのファッションの業界でも当たり前だったこととして、

服を作って提供するなかで、サンプルを作って提案するというやり方を続けていると、

それがお客様の体に合わない限りサンプルのまま残り、活かせる場所がなくなってしまいます。

そのことがだんだん「今」の環境や大量の消費にたいして、そぐわなくなっていると言われています。

これからもサンプルを作り続けるということは、いつか持続することない活動になるので、

どうやったら、正しく作って正しく提供できるのか?ということを、

この半年間くらい、常に私の中でのテーマの一つでした。

とはいえ、サンプルを作ることは、やはり今の私にとって、手を動かす上で必要なプロセスです。

真面目にものを作るためには、クライアントとお話をして、その人のからだや行動を見る「接客」をし

そこから初めてデザインを決めて、型紙を作り形にする「製作」をする正しい誠実さを、

これからは、もっと自分に対して求めてもいいのではないかと、展示会をして思っています。

もっともっともっと、「個人とその自由」にたいしての製作をもとに活動していきたいと考えています。

ファッションは人生を変えるという原点を、私なりに取り戻していくために、

しばらくは立ち止まってしまいそうですが、今がそんな時だと考えています。


 
 
 

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