2016年最後の一日に。
- Shiori SHIMOMURA
- 2016年12月31日
- 読了時間: 2分
クリスマスの連休に、2016年最後の納品をいたしました。
今年の10月末にいただいていたオーダーだったのですが、
それ以前のオーダーをこなしているうちに日がすぎて、11月からは製作はやめていたのですが、 できれば年内に納品を…というご希望があったので、作らせていただきました。
活動休止のお知らせをした後も、タンゴスタジオでの販売のお誘いもいただいていたり、
主催イベントでの販売を打診されていた方が、私の活動休止のお知らせであきらめてくださったり、
ご期待に添えないことがあったということを後から知った…ということがあったのですが、
それもまた今後、縁と運とタイミングが合えば形になることもあるかもしれません。
今はお勤め先での取り組みも大詰めでして、そのための出張で頻繁に海外に出かけていますが、
一方でこのプライベートワークの中で、本当に進んでいきたいと思う方向のことを考えています。
クライアントさんの中には、今までやってきたことと同じことを求める人もいるかもしれない反面、
私は本当に私が形にしたいことをひとつ残らずやっていく為の、自分の中の答えを見つけたいきもちがあります。
形にしたいこととは、服を作るに限らず、これまで続けてきたタンゴとか、今始めつつある語学学習とかも含めてで、
そうやって自分の中の限られた時間を考えると、今後は自分の為だけに服を作るということになるかもしれません。
私が培ってきたことを誰かに提供できて、お互いが幸福にあることは素晴らしいことだし、続けていきたいけれど、
全ての自分の行動が、自分の投影であり責任であり覚悟という、意志から発展していることだと思うと、
活動を再開する前に、もっともっと自分の中での問いかけと観察を重ねていこうと考えています。
ていうか、そういうことが大切だということが、ここ最近なんとなくわかってきました。
とはいえ、みなさまのおかげでたくさんのファッションを作る活動をすることができました。
今後も私のつくる服とともに過ごす、みなさまの時間が幸せなものであるように願っています。
2016年最後の一日は、久しぶりに自分の為のワンピースを仕上げてたところです。 これからカウントダウンのミロンガに出かけて、明日という一日を迎えることにします。
皆様も素敵な明日を迎えることができますように。

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