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これからのこと

  • 執筆者の写真: Shiori SHIMOMURA
    Shiori SHIMOMURA
  • 2015年9月20日
  • 読了時間: 3分

前回、2015春夏と2015盛夏のコレクションのお知らせを更新してから、

すっかりweb siteの更新を放置しきっておりました。

誰もが思っていることかもしれませんが、今や時間ばかりがどんどん過ぎているようで、 そのあいだに、何もしていなかったわけではないのに、成していることは少ない気がします。

さて、さきほどアイテムのページの品番とデザイン画を追加更新しました。

同じ形でも丈が短くなるとか、背中が開くとかのマイナーチェンジでも、品番で分けています。 品番をつけることは私だけの都合によるものですので、あまり気にして欲しくないのですが、

ご存知の通り、クライアント様からのご要望に合わせて新しい型もお作りしております。

ご相談を頂いて作る度に、満たされた時代だから足りないものは個人の満足じゃないかなと思います。

誰もが一生持っている自分のからだを、毎日鏡のなかで眺めていて、

好きなところと嫌いなところ、見せたいところとそうでないところ、 そのなかで出会うたくさんの服のどれにも満たされない時に、私を思い出してくださるのかも。 だからこそ私も実感するのは、その人のからだに合わせて作っていくことの難しさと面白さで、 理想は360度どこから見ても一番綺麗な線と形を作ることができて、

からだの踊りとこころの躍りの充実にお手伝いをすることができるとしたら、私は幸せです。

だから、私自身の主観的な美的感覚や価値観の振り幅もできるだけ大きくしていきたい。

多分、よくあることだと思うのだけど、今までこれが一番美しくて理想的と思えたことも、

ほんのちょっとだけ視点を変えるだけで、こういうのもアリだよねって覆すこともあるような。

とはいえど、全てなし崩しに八方美人でもいられないなかで、基本は自分の軸を通して、

その周りにぐるぐるっと寛容な部分を巻きつけて絡めていくようなそんな感じ。

これからも、最初伺った段階では引いてしまうようなご要望を頂くこともあるかもしれませんが、 そういうこともこれからはなるべく軽やかに応じていけるような肝の持ち主でありたいものです。 なかなか、2015の秋冬はコレクションというほど、生地が集まっていなくて遅れまくりですが、

11月初めくらいにはきちんと形にできるように頑張らねば と思っています。

そしてそれとは別に、密かにもう一つやってみたいことは、子供服(笑)。

実はクライアントさんが求めるしおスカはフレアーが多いので扇型の型紙ばかりで、

裁断後の生地のロスも多く、それを有効に使うならベビー服か子供服しかないなあと(笑)。

子供はあっという間に大きくなっちゃうけど、そんな一瞬の思い出も作るお手伝いもしてみたい。

 
 
 

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